【レビュー】ラミー2000 4色ボールペン──これは良い物だ
今回は、前々から気になっていた筆記具「ラミー2000 多色ボールペン」を手に入れたのでレビューします。
■手に入れた経緯
このラミー2000 4色ボールペン、多色ボールペンとしては結構高価な部類に入るもので、現在の定価は17,600円(税込)。
ずっと欲しいとは思っていたものの、高価なためなかなか手が出せずにいました。
ところがそんなある日、妻が私の誕生日にプレゼントとして贈ってくれました。
高価なだけでなく、気持ちのこもった贈り物に感動しました。
そんな経緯で所有できたこのボールペン、使ってみての感想を書いていきたいと思います。
■スペック概要
- メーカー:LAMY(ラミー)
- 原産国:ドイツ
- モデル名:ラミー2000 多機能ペン(4色)
- サイズ:長さ139mm、太さ11mm、重さ22g
- カラー:ブラック
- 材質:ポリカーボネイト
- インク色:黒・青・赤・緑(4C規格リフィル対応)
- 機構:振り子式切り替え(ノック方式)
■気に入った点
▶ 50年前のデザインとは思えない美しさ
ラミー2000のデザインは、1966年にドイツの工業デザイナー、ゲルト・アルフレッド・ミュラーによって生み出されたもの。
半世紀以上も前の製品とは思えない、シンプルかつ洗練された外観が魅力。
全体的にヘアライン加工が施されており、それがより上品な輝きになっています。
▶ スリムなボディ
4色ボールペンとは思えないほどスリム。これは「振り子式」の切り替え機構のおかげです。見た目のバランスも絶妙で、手帳に差していても非常にスマート。
▶ 豊富な替え芯
リフィルは4C規格に対応しており、選べる替え芯のバリエーションが豊富。
私はパイロットのアクロインクを使っていますが、他社の低粘度インクにも気軽に交換できるのは嬉しいポイントです。
■少し残念だった点
▶ ノック時の感触
ノック時に「シャリッ」とした感触があります。
どうやらノックキャップの一部が軸内部に当たっているようで、これは個体差かもしれませんが、気になる人は気になるかもしれません。
▶ ストロークがやや深め
ノックのストロークがやや深く、途中で止めてしまうと芯が固定されません。
素早くメモを取りたいときには、確実に下までノックする必要があります。
■私の使用用途
私はこのペンを、ミニ6サイズのシステム手帳とセットで使っています。
ラミー2000は一般的なボールペンよりやや短く軽いため、小さめの手帳にちょうどいいバランスです。
ペンの軸もスリムなため手帳のペンホルダーにもピッタリ収まります。
取り出し、ノック式でスムーズに書き出せる。
しかも4色使えるので、メモの分類にも重宝しています。
私が使っている替え芯はアクロインクで書き心地も滑らかです。
■まとめ
ラミー2000 4色ボールペンは単なる筆記具を超えて、使うたびに満足感を得られる「道具」としての魅力にあふれています。
価格はやや張りますが、その分の価値は十分にあると感じました。
見た目も洗練されているので、ビジネスシーンやフォーマルな場所でも問題なく使えます。
特に小さめの手帳を使用している方や、スリムで多機能なペンを探している方には強くおすすめできる一本です。
私も末長くこのペンを使っていきたいと思います。
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