【書籍レビュー】「がんばらないミニマリズム」

本・書籍紹介

◆ 書籍の基本情報

タイトル:【がんばらないミニマリズム】

著者:【mai minimalism】

出版社:【祥伝社】

出版年:【2024年8月】

ジャンル:【生活習慣】

ページ数:【232ページ】

◆ 概要

ミニマリズムとは、不要なモノを手放し、本当に大切なことに集中する考え方。

ただやみくもに捨てるのではなく、「大切なことを頑張れる環境をつくる」ことが目的。

この本ではそういった観点から、無理にモノを減らすのではなく、本当に必要なモノだけを残し、

ストレスなく快適な暮らしを手に入れる方法がまとめられています。


◆ 感想

<ビフォー>この本を読む前の私

・部屋に必要なモノと不要なモノが入り乱れ、モノが溢れかえっていました。

なんとかしなければと思うことが何回もありましたが、これを片付ける手順と道のりを考えただけで億劫になり、結局実行できていませんでした。

<気付き>本を読んで得たこと

・無理にモノを減らすのではなく、自分にとって本当に必要なモノだけを残すという考え方。

一つ一つのモノが、自分にとってどういった意味を持つのかを重視する。


◆ 私がこの本から実行する行動3点

 1.モノに対して3つの問いかけをする。

・今使っているモノか?他のモノで代用できないか?本当に大切なモノか?を意識する。

そうすることで「無くても困らないモノ」に気づく。

 2.片付けは小さく始める。

・最初は一箇所だけ、5分だけ、片付けてみる。(引き出し1つ、バッグの中など)

そういった小さな片付けを積み重ねることで、全体がスッキリしていく。

・5分だけなので、気分が乗った時にすぐ始める。

 3.長く使うものは心地よさを重視する。

・モノの価格よりも使い心地を大切にする。(自分の価値観、感覚を優先する)


◆ 最後に

ミニマリストと聞くと、どうしてもモノが一つ無い(もしくは極端に少ない)部屋をイメージしますが、本書はそういった部屋を目指すための内容ではなく、あくまで自分に必要なモノであれば手放す必要な無いとなっています。

必要なモノまで手放すのではなく、不要なモノをどれだけ減らせるかがポイントです。

必要なモノまで手離して、生活に支障が出ては本末転倒ですからね。

そういった意味でもミニマリスト(というか片付けの)第一歩として本書は有効だと思います。

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