日本の今年の干支は巳(ヘビ)です。
ベトナムにも干支があり、今年はというと・・・日本と同じく巳(ヘビ)です。
なんだ同じじゃないか、と思っていましたがよく調べてみると干支に並んでいる動物にいくつか違いがありました。
日本とベトナム、干支の違い
まず日本の干支はこんな感じです。
子(鼠)・丑(牛)・寅(虎)・卯(兎)・辰(龍)・巳(蛇)・午(馬)・未(羊)・申(猿)・酉(鶏)・戌(犬)・亥(猪)
さて、ベトナムの干支はというと。
子(鼠)・丑(水牛)・寅(虎)・卯(猫)・辰(龍)・巳(蛇)・午(馬)・未(山羊)・申(猿)・酉(鶏)・戌(犬)・亥(豚)
と、4種類ほど日本と違う動物がいます。
まあ牛→水牛、羊→山羊、猪→豚、あたりは似てる動物ですし、ベトナムの生活に身近な動物が選ばれている気がするので不思議ではありません。
ただ気になるのは兎→猫の違いです。
日本でも十二支に猫が入っていない事に猫派の人達は残念がっていると思われますが、
まさかベトナムでは干支に猫が入っているとは思いませんでした。
なぜ干支に猫が入っている?
猫が入っている理由は諸説あるようですが、おおむね以下三つの説が有力のようです。
①ベトナムでは兎よりも猫のほうが身近だから。
②害獣の鼠を捕ってくれる縁起の良い動物だから。
③兎を表す漢字の「卯」の読み方がベトナム語だと猫を表す言葉に近いから。
そんな諸説もろもろありなすが、もちろん日本で兎年の時、ベトナムでは猫年になります。
猫をあしらった飾りや置物など干支グッズや縁起物が店に並びます。
日本ではお目にかかれない光景なので新鮮に感じます。
猫好きの人は猫年(特に正月)にベトナム旅行をすると、面白い猫グッズやお土産品が見つかるかもしれませんね。
猫年は10年後ですが、その時には必ずベトナムに行って猫年祝いを満喫していきたいと思います。
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