外国人を配偶者として証明するために必要なこと

結婚手続き

外国人を配偶者として証明するために必要なこととは?

外国人を配偶者とする、つまり国際結婚の際に大変なことをお伝えしたいと思います。

国際結婚はとにかく手続きが大変
日本人同士の結婚であれば、戸籍謄本の情報で大体の事は足ります。
しかしこれが外国人となると大変です。
基本的に戸籍はありませんので本人を証明するには、日本への滞在を許可されているビザとパスポートが必要でしょうか。
つまり身分身元を証明をするところから始まります。
当然日本国内には情報が無いので本国で書類を作成、引き出してもらいます。
ちなみにさらっと軽く書きましたが国によっては役所の書類は酷い物です。
まず同じ国の中でも地域によって書類のフォーマットや記載されている内容が違います。
また市役所員のレベルも差が激しいです。
市役所員によって理解しているレベルが異なり、目的の書類がなかなか出てこないのもざらです。
日本のようにどの県どの市役所に行っても同じサービス・書類が得られることは少ないのです。

外国の書類は基本「外国語」で書かれている
そして次の難題が「翻訳」です。
相手の国で入手した書類は当然日本語ではありません。
しかし結婚の為に提出するのは日本の役所です。
日本語に翻訳しないと受け取ってもらえません。
慣れた方は自分で翻訳したり、英語であれば翻訳機で問題無い場合もあります。
しかし少しでもマイナーな言語ですと一気に難易度が上がります。
私は早々に諦め、行政書士の先生に相談し翻訳を外注に依頼しました
ここまでやっても書類に不備があったら最初からやり直しです。

また他にも家族構成や日本への渡航歴、犯罪の有無や貯金額等、といったデータが必要になります。
これは偽装結婚の可能性を調べるための物です。
本当に愛し合って結婚するのか、営利目的で結婚するのか見極めるために必要となります。

申請成功の鍵を握る「交際記録」
そうそう、本当に愛し合って結婚するという事を証明するための資料も必要です。
出会ってから結婚までの事を説明する資料を作成しなければなりません。
これは自分達で作るしかないですね。
私も妻も出会った時から結婚を視野に入れていましたので、二人で出かけた記録(いつどこへ何をしに)や、メールやラインのメッセージ、更には写真もこまめに撮っておいて、最終的に資料を作り上げました。
それはもう赤裸々に書きましたが、そのおかげで審査はすんなり通りました。

審査をスムーズかつ確実に通したいなら
結局のところ、やましいところが無いならば、全てを包み隠さず、詳細に、裏付けとなる資料を用意して申請する事が、結果的に最もスムーズに申請が通ります。
前半で書いた各国の書類も翻訳版だけでなく元の言語版も添付する。
家族の情報はより詳細に記載する。
証拠となる資料は多めに用意する、等です。

あと、お金はかかりますが行政書士に依頼する事をお勧めします。
色々とアドバイスがもらえますし、集めた書類を纏めて申請する手続きをしてもらえます。
私は行政書士に頼まなければ無理でした。

国際結婚申請を終えてみて
大変な作業でしたが良い経験になったと思います。
こういった経験はやろうと思っても出来ないので貴重だと思います。
この経験をこれから国際結婚を考えている方たちの役に立てればと思います。
まあ私の経験情報よりお金はかかりますが行政書士に依頼した方が確実です(笑
国際結婚の手続きが非常に大変だという事が分かっていただけるだけでも良いかと思います。
大変ですが不可能なことではないので、頑張って下さい。

それではまた。

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