手帳活用
週1回のメンテナンスで劇的変化!
手帳の“棚卸し習慣”のすすめ
手帳を買ったときはワクワクして予定やアイデアを書き込むのが楽しい。
けれど数週間、数か月と経つうちにどんどん書き込みが増え、情報が散らかってくる――そんな経験はありませんか?
せっかくの手帳も整理されていなければ
「何を書いたか思い出せない」
「探したい情報が見つからない」
状態になり、やがて使わなくなってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、週1回の「棚卸し習慣」です。
ほんの10〜15分、自分の手帳を振り返るだけで使い勝手が劇的に変わります。
ここではその具体的な方法とメリットを紹介します。
1. なぜ「棚卸し」が必要なのか
手帳は日々の予定やメモ、アイデアを記録する「頭の外付けハードディスク」のような存在です。
情報を入れっぱなしにすると容量がすぐにいっぱいになり、必要なときに取り出せなくなります。
週に一度メンテナンスを行うことで、手帳は常に最新・最適な状態を保ち、あなたの行動をサポートしてくれる相棒に育ちます。
2. 週1メンテナンスの基本ステップ
「棚卸し習慣」の流れを、シンプルに4つのステップにまとめました。
① 情報の見直し
一週間の予定ページやメモを読み返し、
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やり残したタスク
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思いつきメモやアイデア
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次週以降に回す予定
を洗い出します。ここで「やる・やらない」を判断するのがポイントです。
② 不要ページの整理
書き散らしたメモや、すでに終わったタスクの記録は、そのまま残すと雑音になります。
システム手帳ならページを外してアーカイブへ。ノートタイプなら付箋やマーカーで「完了済み」と印をつけるのがおすすめです。
③ 情報の分類・転記
残しておきたい情報は、目的別に整理します。
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アイデア → アイデア専用ページへ
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連絡先 → アドレスページへ
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目標や習慣 → 専用リストへ
こうして“居場所”を決めると、後で見返すときに迷いません。
④ 次週の準備
空白のウィークリーページに、確定している予定やタスクを書き込んでおきます。
翌週のスタートがスムーズになり、月曜からエンジン全開で動けます。
3. 棚卸し習慣のメリット
習慣化すると、こんな変化が生まれます。
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探す時間が激減する
「あれどこに書いたっけ?」がなくなる。必要な情報がすぐ見つかる安心感。 -
タスクの抜け漏れが減る
やり残しを毎週拾い上げるので、うっかり忘れが無くなり仕事の精度が上がる。 -
アイデアが育つ
書きっぱなしの断片を整理することで、新しい気づきや発想につながる。 -
気持ちがリセットされる
過去のページを整理することは、心の整理でもあります。「今やるべきこと」に集中できる。
4. 続けるコツ
最初は「面倒だな」と思うかもしれません。でも、以下の工夫で習慣にしやすくなります。
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実行する曜日と時間を固定する
たとえば日曜夜にコーヒーを飲みながら、と決めてしまう。 -
所要時間は15分以内
完璧を求めず、短時間で“ざっくり”やる。 -
お気に入りの文具を使う
好きなペンや付箋を使うと、テンションが上がり、メンテナンス自体が楽しくなる。
まとめ
「週1メンテナンスで手帳を棚卸しする」――たったこれだけで、手帳はただの記録帳から、信頼できる仕事&生活のパートナーへと変わります。
忙しい日々の中でも、自分を立て直す小さな習慣として、ぜひ取り入れてみてください。
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