【うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真】の書籍レビュー
書籍の基本情報
・タイトル: 【うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真】
・著者: 【幡野広志】
・出版社: 【ポプラ社】
・出版年: 【2023年出版】
・ジャンル: 【写真術】
・ページ数: 【271ページ】
概要
この本では、「写真は上手さよりも大切なものがある」という視点から、写真の本質や考え方について語られています。
1. 写真に向いている人とは?
・好奇心旺盛で行動力のある人が写真に向いている。
2. いい写真とは?
・いい写真とは、「感情が伝わる写真」 のこと。上手な写真よりいい写真を目指すべき。
3. 何のために撮るのか?
・「心が動いた時にシャッターを切る」 ことが大事。必ずしも他人を感動させる必要はなく、自分が満足すれば十分。
4. 写真の学び方と考え方
・道具の話より、「どこで何を撮ったか」を語れるようにする。
5. 言葉と写真の関係
・写真にはシンプルな言葉を添える。ポエムではなく、小学生でも理解できる説明がベスト。
感想
1.ビフォー
この本を読む前の私は、趣味で撮影している写真の内容にイマイチ納得いかないことが多かった。
足りないのは技術なのか経験なのか道具なのか。
よくわからない状態になっていました。
2.気付き
この本を読み、上手い写真が必ずしも良い写真とは限らないことに気づいた。
自分が何を何のために撮影するのか、誰に対して見せたいのかを。
何を伝えたいのかを改めて考えることができた。
3.行動
これまでは上手い写真を撮ろうと撮影に臨んでいました。
しかし今では撮ることを一番には考えないようになりました。
その場の景色や雰囲気を感じること。
また一緒に行った家族や友人などと思い出を共有する。
そういったことを重視するようになり、それらを補うために撮影するようになりました。
そうすることで肩の力が抜け、リラックスした状態で撮れるようにもなりました。
最後に
この本には「ヘタでもいい写真を撮ろう!」ということで
写真は「うまさ」ではなく、「伝える力」が大切と説いています。
技術にこだわるよりも、感動した瞬間を大切にし、撮影を楽しむことが重要です。
「ヘタだけどいい写真」 を撮ることこそが、本当に価値のある写真につながると私も思います。
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