運勤用自転車をオーバーホール
― 毎日乗るからこそ、定期的なリセットが必要 ―
ほぼ毎日乗っている通勤用自転車。
私の場合、自転車通勤は片道約10km、往復で20km。
これを平日ベースで続けると年間走行距離はおよそ5,000kmにもなります。
この距離を走っていると、どれだけ日常的に洗車や注油といったメンテナンスをしていても、どうしても摩耗や劣化してくる部品が出てきます。
今回はそんな通勤用自転車をオーバーホールに出した話と、なぜ定期的なオーバーホールが大切なのかについて書いてみたいと思います。
自転車通勤は「想像以上に」自転車を酷使する
通勤で自転車に乗る最大の特徴は、「ほぼ毎日、決まった距離を走る」という点です。
・雨の日も
・風が強い日も
・夏の暑さも冬の寒さも
基本的に“逃げ場がない”のが通勤ライドです。
休日ライドのように
「今日は天気が微妙だからやめておこう」
という選択肢はあまりありません。
その結果、
チェーン・スプロケット・ブレーキ周り・ベアリング類など、消耗部品には確実にダメージが蓄積していきます。
摩耗・劣化しやすい自転車部品一覧
通勤で酷使されやすい部品を、私の経験も踏まえてリストアップしてみます。
特に消耗が早い部品
- チェーン
- スプロケット(後ろギア)
- チェーンリング(前ギア)
- ブレーキパッド
- ブレーキワイヤー/シフトワイヤー
劣化に気づきにくいが重要な部分
- ボトムブラケット(BB)
- ハブベアリング
- ヘッドパーツ
- プーリー
- ケーブル類の内部摩耗
日常点検では見逃しがちな部分ほど、走行感や安全性に直結します。
自分で整備する?それともショップに任せる?
ある程度自転車に慣れている人であれば、
- 部品を自分で調達
- 自分で交換
- 自分で調整
という選択肢もあります。
実際、私の周りにも「フルオーバーホールを自分でやる」という猛者はいます。
ただ、私はというと――
購入したプロショップにすべてお任せ派です。
理由はシンプルで、
- 自分では判断しにくい“微妙な劣化”を見抜いてもらえる
- トルク管理や圧入など、専用工具が必要な作業がある
- 何かあった時に相談できる安心感
このあたりを考えると、通勤で使う“生活の足”としてはプロに任せた方が結果的に安心だと感じています。
まずは現車確認。ここがショップの強み
オーバーホールをお願いすると、まずは実際に自転車を見てもらうところから始まります。
- 交換が必要な部品
- まだ使えるが注意が必要な部分
- 再調整だけで済む箇所
これを一つずつ確認してもらい、
どこまでやるかを相談しながら決めるのが基本です。
オーバーホールの種類について
オーバーホールには、一般的に次のような種類があります。
簡易オーバーホール
- 洗車
- ワイヤー・ブレーキ調整
- 注油
→ 定期メンテナンス向け
フルオーバーホール
- 完全分解
- ベアリング類のグリスアップ
- 消耗部品交換
- 全体再調整
→ 年1回レベルのリセット向け
カスタムオーバーホール
- 使用用途に合わせた部品交換
- 仕様変更を含む整備
→ 走りや快適性を重視する人向け
※内容や費用はショップごとに異なるため、必ず事前相談がおすすめです。
私は「年1回・フルオーバーホール」派
私の通勤用自転車の場合、
年に一度、フルオーバーホールをお願いしています。
作業内容はざっくり言うと、
- 自転車を一気にすべてバラす
- 各部の洗浄
- ベアリング類のグリスアップ
- 消耗・劣化した部品はすべて交換
- 組み上げ後、全体調整
まさに「一度リセットする」イメージです。
気になる費用感について
フルオーバーホールの場合、
- 工賃+作業費
- 交換部品代は別
私の場合、交換部品代とは別に約4万円ほどでした。
決して安い金額ではありませんが、
- 毎日使う通勤用
- 安全性への投資
- 走行ストレスの軽減
これを考えると、個人的には十分納得できる金額です。
オーバーホール後の乗り味は別物
オーバーホールが終わって戻ってきた自転車に乗ると、毎回感じるのがこれです。
- ペダルが軽い
- 変速がスパッと決まる
- ブレーキのタッチが安定している
- 変な音が一切しない
正直、ほぼ新品に戻った感覚になります。
通勤中のちょっとした違和感がなくなるだけで、
毎日のライドが驚くほど快適になります。
また一年、安心して走るために
オーバーホールは、
「壊れたからやるもの」ではなく、
壊れないようにするための予防整備だと思っています。
毎日走るからこそ、
一年に一度、しっかりと自転車をリセットする。
そうすることで、
また一年、安心・安全・快適に走り続けることができます。
まとめ(重要ポイント)
- 自転車通勤は年間5,000km以上走る“過酷な使い方”
- 日常メンテナンスだけでは防げない摩耗・劣化がある
- オーバーホールは安全性と快適性への投資
- 年1回のフルオーバーホールで自転車はほぼ新品状態に戻る
通勤用自転車を長く、安全に使いたい人ほど、
オーバーホールは本気でおすすめです。

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