【決定版 手帳で夢をかなえる全技術】レビュー
書籍の基本情報
・タイトル: 【決定版 手帳で夢をかなえる全技術】
・著者: 【高田晃】
・出版社: 【明日香出版社】
・出版年: 【2024年出版】
・ジャンル: 【手帳術】
・ページ数: 【236ページ】
概要
【決定版 手帳で夢をかなえる全技術】では、自己実現のために人生をデザインする鍵は手帳の使い方にあるとしています。
手帳を通じて自分の価値観や目標を明確化し、その目標に対する計画を日々の行動に落とし込むやり方を説明しています。
1.手帳の意義と役割
・手帳は単なるスケジュール管理ではなく、自分の人生をデザインする自己管理ツール。
・ビジョンや目標を描き、それを実現するための道筋を具体化する場として活用する。
2.人生を切り開く姿勢
・自分の未来は自分の意志と行動で作る。惰性では夢は実現しない。
・ビジョンを描き、それに基づいて日々の行動を決定することが重要。
3.日々の習慣と自己投資
・手帳を開く頻度が夢の実現に直結する。定期的な振り返りや計画が成長を促す。
・読書や1人戦略会議といった自己投資を重ね、日々の質を高める。
4.行動の重要性
・世界は行動した者が勝つ。まず行動し、そこから学び、改善する。
・環境を選び、努力を「当たり前」にすることで才能を超える力を発揮する。
感想
1.ビフォー
この本を読む前の私は手帳を単なるスケジュール帳として使っていました。
日々の予定、その日あったことなど、毎日の生活でやらなければいけないことを書いていました。
2.気付き
この本を読んで気付いたことは、手帳は単なるスケジュール帳ではなく、自己実現のためのツールだということです。
日々のスケジューやタスク管理も重要ですが、もう一歩先の未来に向けて指針となるような使い方を学べました。
3.行動
まずは手帳に長期計画(10年後まで)をビジョンとして書き、そこから3年、1年、3ヶ月、1ヶ月と逆算していき、
1日(もしくは1週間)の行動レベルにまで落とし込むことを始めました。
こうすることで1日に行う行動が明確になり、それを繰り返していけば目標に到達できるという確証にもつながります。
もちろん計画通り行かないことも多々ありますが、その場合には都度振り返りを行い、問題点を確認し、改善して次の行動に活かす、
といったことも可能となりました。
最後に
この本は今まで読んできた手帳活用の本とは違い、手帳の書き方(どういう配置で書くとか、色分けをするとか)については
それほど詳しくは書かれてはいません。
人それぞれ目標としているものが違いますし、生活スタイルも違うので書き方を固定していないようです。
しかしその目標を達成するために、手帳をどのように使うのかといったことは詳細に書かれています。
手帳を単なるスケジュール帳や自己満足のツールとしてではなく、自分の自己実現のために活用したいと考えている方には
一読の価値はあると思われます。
私もこの本に書かれていることを実践し始めました。
結果が出るのは数年先ですが、それでも現時点で目標に一歩一歩近づいていることを実感できています。
手帳を人生の方位磁石として、このまま行動していこうと思います。
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